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学生時代の思い出

私は学生時代、あるサークルに所属していた。

きっかけは、入学して仲良くなった友人がそのサークルに入り、やけに楽しそうにしていたからだ。

私も、入ろうかな。
掃除係でもいいので。。。と、お願いして入部した。

そこにいた人達が個性溢れるメンバーばかりで、楽しくて仕方なかった。

先輩方とも仲良くなり、よく私の家でパーティーをした。

そして、なぜか私は酒豪に思われた。

そんなある日、メンバーは、「鬼ころし」という酒を涼しい顔して、手土産に持ってきたのだ。

鬼ころし?なんだこれは。。。

メンバーは、当然でしょ?的な顔をしている。

ドSである。

そんなドSなメンバーと、何かゲームをした。

負けたら罰ゲーム。

私が負けて、コマネチをしなければならなくなった。

ふざけないで。天下のタケシさんのコマネチなんて、私ができるはずがない。この頃の私にはまだ恥じらいがあった。(いや、今でも一応ある。)


できないです。イヤです。


・・・メンバーはカメラを構えている。

ドSである。

それでも全力で拒否する私に

ほら、どんどんハードル自分で上げてんじゃん。と、急かす。

イヤだーーホントに無理です。



メンバーの視線は冷たい。

耐えきれない。



私は意を決して、うつむいたまま、素早く手を走らせた。

その瞬間、まるで芸能人の記者会見のようなフラッシュが私を包み、時が止まった。

顔を上げると、声にならない笑いでメンバーはスッ転げていた。




私はあれ以上の恥じらいは今のところない。



そして10年たった今でも、この話はメンバー内でひっそりと、残っている。